キメラ音源とは

2人の中の人で構成された1つの音源ある。

便宜上、音源形式によりキメラ連続音、キメラCVVCと使い分けることとする。

音源形式による定義

1人目の中の人をA、2人目の中の人をBとする。

キメラ音源:子音をA、母音をBとして完全なモノフォン結合で作る音源。

キメラCV(単独音):音素によって規則的(例:あ=A、い=B)に振り分けて作る音源。またはノートによって規則的(例:ノートの奇数番目の音素=A、偶数番目の音素=B)またはランダムで生成される音源。

キメラ連続音:キメラCVの連続音版。

キメラCVVC:キメラCVのCVVC版。

ここに書いてある定義は一応であり極論でいうと2人以上の中の人を使っていればキメラ音源になると思うので定義は個人の一存に任せます。


実験

今回はキメラCVVCとしてCVに詩音マコト【Croix】、VCに煌音トム:littleを使用。

結果

考察

今回のキメラ音源で重要なこと

・中の人同士の相性

これがポテンシャルとなるか雑音となるかが決まる気がする。

・原音設定

連続音ではさほど問題にならないと思うがCVVCでは子音の結合があり、中の人も違うので子音の形が違くてうまくつながらないときがある。

臨機応変に原音設定を変更できるかどうかがカギになる気がする。