多段階表情音源とは?
表情音の方向性が2段階以上調整できる音源を指す。
ただそれだけ。
マコ音源とは
普通の音源(以下無印)のほかにアペンドとして強音源(以下f[フォルテ])と弱音源(以下p[ピアノ])、さらに強音源のさらに強音源(以下ff[フォルティシモ])と弱の弱音源(以下pp[ピアニッシモ])を搭載した音源のこと。
名前に特に意味はない。強いて言えば実験に協力してくださった方の名前をもじったもの。
使い方
普通に表情音源として
使えます。
キレ音源風に
録音する際、キレ音源のように音階を指定する必要がなくピッチはある程度はUTAUで補正可能なので録音難易度はキレ音源以下です。
先ほども書いたようにキレ音源と違い音階の指定がなく低音域での音の劣化が少なく使いやすいです。
ちょっと前にTwitterで話題になった逆ギレ音源風にもできます。
調声での強弱を付けたいときに
音量はUTAUでノーマライズされてしまいますが声質や声のアタック、リリースは原音のままですので調声次第では人間っぽくなりえます。
おすすめとしては
フレーズの最初は強めのfとかffを選択、フレーズが進むにつれて弱めのを選択する調声法です。
音量はUTAU本体のノーマライズ機能のため調整が必須となります。大事なことなので2度言いました。
問題点
キレ音源のほうがいいのでは
キレ音源でも音の強弱がついていてさらにUTAUはピッチ変更できるのである程度は表情音源として代用可能です。
また先ほど録音難易度がキレ音源以下だと書いてありましたが裏を返せば最悪の場合キレ音源と難易度が同じとも読み取れます。
2つとも最小構成の場合ほぼ同じ音源数なのでどっちがいいかってなると好みの領域だと思います。