ここではミルクレープがUTAU式人力ボーカロイドをした際の手順や小技?をご紹介します。原音設定の部分はUTAUにも使えます。

切り出し

切り出しとはアニメやCDの音声から音素を抽出するときに使う表現です。

通常、音素はアニメやCDから取り出します。

切り出しの段階で意識してほしいのは歌から抽出するのか、喋りから抽出するかの違い。

歌から抽出する場合はMIXされているため次の段階である原音設定がちょっと難しくなりますがUTAUを通したときにきれいになりやすいです。

喋りから抽出する場合は原音が不安定であり、無声化という現象が起きやすくこれをUTAUに通すと汚くなります。

なのでできれば歌からのほうをお勧めします。

当たり前ですが歌からはオケがないとできません。

保存する場合はセリフ、フレーズごとつなげて聞こえるままの音をひらがなで保存すると次の作業で楽できます。


原音設定

原音設定とはUTAUで再生させるために必要な作業です。

イメージとしては「この音はこのタイミングでこのように歌ってね」って感じです。

UTAUにはいくつかの収録形式があり本来はUTAUの音声ライブラリで使われますが、これは人力にも応用ができます。

説明するよりもこちらの動画を見た方が理解できると思われます。

単語ごとに切り出した場合は単独音しか使えませんがセリフやフレーズごとに切り出すとれんたんじゅつ、連続音、CVVCも使えるようになります。


切り出しが終わったら1つのファイルにまとめてsetparamを開きます。

そして音素が入っているフォルダを選択して、

パラメータの自動推定をクリックし、

単語ごとに切り出した場合は単独発声データを、

まとめて切り出した場合は連続発声データを選択します。

またcvvc形式になってしまうのですが原音設定テンプレを吐き出す君も使えます。

自動推定は人力ではあくまでエイリアス(この音はこの文字が来たときに出しなさいみたいなやつ)を付けるために行いこのままではちゃんと歌ってくれないので手動で直します。

連続発声データで自動推定した場合、2つ目以降の音は連続音形式になっているため単独音形式にしたいときはエイリアスを単独音形式に直して、左ブランクをその音の頭に持ってくるとよいでしょう。

単独音・連続音の場合はあみたろさんのブログ、CVVCの場合はデルタさんのブログを参考にするとよいでしょう。

原音設定の際に注意することは、

スペクトルを出してやりましょう

スペクトルを出してやりましょう

スペクトルを出してやりましょう

大事なことなので3回言いました。

やることは主にこの2つです。

後は調声、MIX、動画などありますが専門外なのでほかの方から勉強してください。

説明が下手でわからりづらいですがわからないことはggってください。どうしてもわからない場合はフォームから質問してください。