ここではsetParamのエイリアス一括変更について説明します。

エイリアス変更のプラグインの導入がめんどくさい・わからないという方向けです。

前提として・・・

エイリアス一括変更は追記ではなく上書き形式で変更される

です。はい。

括弧の中にあ歌と書いてあるのがエイリアス、赤丸で囲った部分、すなわち「あ」の後ろについている「歌」という文字が追加した文字です。

このようにエイリアス一括変更では文字を追加したり削除することができます。

解説と実例

いつもの画面です。

赤で囲った部分に変換したいように文字列や文字、数字を入力します。

基本的にはここに打ち込んだ順番に文字列や文字・数字が上書きされます。

青で囲った部分は察して

緑でかこ(ryは変換するときに使う文字列です。

たとえば連続音の後ろに強というエイリアスを追加したい場合は

「%m(%a)強」と入力するとできます。

%a

%aはそのエイリアスに既に入力されている文字を代入します。

汎用性が高いです。

%m

%mはそのエイリアスに既に入力されている文字を代入します。

%aと違う点は%aはその音に前や後ろについている文字・数字も代入するのに対し、%mは自動で前や後ろについている文字・数字を削除して単独音または連続音形式で抽出し、代入します。

ただしこれには1つ問題があってCVVC形式の音源のエイリアス変更をしようとしたときに

%mと入力してしまうと赤で囲ったVCが、

(半角スペース)Cの部分を後ろについてある文字列を勘違いしたのか、消えてしまっています。

他のエイリアスでは数字や☆が消えてたりしていて一見正常に作動しているようですがCVVCの追加音素の喉切り音のエイリアス「・」も削除されてしまいます。

なのでCVVCでは%aの使用を推奨します。

%f

%fはwavファイルの名前をそのまま入力します。

普通に使うと下の画像のように大変なことになります。

%fは特殊音素などの自作でoto.iniがなくてエイリアス入力がめんどくさい時に役立つんではないでしょうか?

%r

%rは重複する「音」の通し番号を入力します。

重複する音消すの忘れたっていうときに後ろの文字がない状態で%a%rと入力して%rの上限値に1と入力すると消えてくれる・・・はずです。

(CVVCのときの状態がよく分かってない)

%sは使う機会がないので省略しました。

応用?

連続音の後ろの文字を消したい場合

%mと入力。

CVVCの後ろの文字を消したい場合

%mは使えないので、%aと入力し「現在のエイリアス末尾から削除する文字数」に任意の数字を入力。